高校3年生
総合学習「平和について」講演会

松蔭中学校・高等学校では、総合学習の時間で中学1年生から高校3年生まで
「マナー・いのち・平和・生き方・震災」と様々なテーマをもとに学習に取り組んでいます。

今年度の高校3年生では、これまでの学習テーマを振り返り、
生徒のアンケート結果からも印象の強かったテーマ「平和」について再度とりあげています。

9月には、独自の視点から「平和」について精力的に取り組んでおられる、瀬谷ルミ子様・西谷文和様の
お二人を本校にお招きしてそれぞれ講演会を実施致しました。

平和とは何か。
日本にいる私たちが平和を大切にしていくとはどういうことか。


お二方の貴重なお話を伺い、戦争というものがもたらす問題を知り、
生徒たちは自分の考えを持つきっかけになったようです。

@ 9月14日(木)
【高校3年生・中学3年生合同で開催】
講師: 瀬谷(せや)ルミ子 様
日本紛争予防センター(JCCP)理事長。
紛争地域で国連PKO、外務省、NGOの職員として勤務。
専門は紛争後の復興、平和構築、治安改善(SSR)、兵士の武装解除・動員解除・社会再統合(DDR)など。
2011年、Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人25人」、「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」に選ばれた。

A 9月21日(木)
講師:西谷文和 (にしたに ふみかず) 様 
大阪府出身のフリージャーナリスト。「NGOイラクの子どもを救う会」代表。
シリアやイラク、アフガニスタンなど主に中東の紛争地域を取材し、
戦火の下で死と隣り合わせの生活をする子どもや爆弾や地雷で怪我をした子どもの支援を進めている。

生徒の感想(抜粋)

「私たちには選ぶ権利が手の中にあるのに、どれだけの意思があるのか。
世の中のすべての人に選択肢があるわけではない。
選択肢にも使用期限がある。 という言葉にとても心が動かされました。」

「今まで私は日本と紛争は無関係だと考えていました。そして、私と戦争も無関係だと考えていました。
しかし今日の話を聞いて、
原爆を落とされてから復興した日本だからこそできることがたくさんあるのだと気づかされました。
自分の中には様々な選択肢があって、そのことは当たり前のことではないと改めて分かりました。
でも選択肢には期限があるから、勇気を持って踏み出すことが大事だと新しく知りました。
私は積極的な性格ではなかったけれど、これから小さなことから行動に起こしてみようと思います。」

「私は今、作業療法士を目指しています。
ドイツの平和村を見て、私もここで子どもたちのために何か力になりたいと思いました。」

「戦争が始まる理由がお金ということにとても悲しくなりました。
どうして平和にならないのかと本当に思いました。
今でもこんなに残酷なことがあるなんて思っていませんでした。戦争について知識不足でした。」


この後、高校3年生は、松蔭での総合学習の集大成として
これまでの総合学習のテーマの中から自分なりに問題提起をし、考えをまとめるという作業をしていきます。

 


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