2005年度 中国文化体験

Menu1

香港映画鑑賞

蝶は亡くなった恋人たちの魂だと言われています。知っていましたか?その話を映画化した作品、原題『梁祝』(日本題『永遠(とわ)の恋人達』)―1994年 香港―を、CALL教室を使って鑑賞しました。
 主演は、ニッキー・ウーとチャーリー・ヤンのさわやかコンビで、ステキです。山口百恵・三浦友和コンビみたい。(例が古いかしら・・・)
ストーリーは単純で、笑う部分もたっぷりある娯楽作品ですが、身分違いによって引き裂かれてしまう悲しい恋物語に仕上がっています。映画を見終わった後の写真なのですが、涙を流している人もいますよね。チェック!

Menu2

中国・香港POPS

中国語の音を聞いてもらおうと思い、耳に馴染みやすいPOPSから4曲を選んで聴きました。その他は、後半の中国茶試飲時のバックミュージックとしてかけました。みんなで聴いた4曲は以下の通り。@・Aは日本曲のカバー、B・Cはオリジナル曲です。
(1)開眼神入(鄭中基 ロナルド・ツェー)
平井堅の「瞳を閉じて」のカバーです。
(2)毎天愛・多一些 (張学友 ジャッキー・チュン)
サザンの「真夏の果実」のカバーです。ジャキー・チェンとは別人で、香港四天王の一人です。
(3)追(張國栄  レスリー・チャン)
 映画『金枝玉葉』の主題歌。映画の予告もみました。日本でもレスリーの映画は多く上映していたので、知っている人は多いかも。
(4)北南西東(李迪文  ディック・リー)
卒業間近の高3の人にと思って選曲しました。別離していく友人への歌です。「友よ/君がいれば/勇敢になってゆける/たとえ今夜別れても/永遠に心の支え/にじむ涙に/この曲を捧げよう」のサビの歌詞を心に留めて、友達を大切に!

Menu3

中国茶の研究と試飲

まずは講義形式で勉強です。家事室に移動しました。
五行説を確認しながら、その中の5色に緑色を加えた六種類のお茶があることを勉強しました。青茶・紅茶・緑茶・白茶・黄茶・黒茶の六大茶です。これらの違い(発酵度など)について勉強しました。ちなみに、私たちがよく知っている鉄観音などの烏龍茶は青茶です。知っていましたか?次に、簡単に歴史と伝播の様相を勉強しました。いろんな国の言葉でお茶はどのように表記するかを見ながら、二つの伝播ルートを確認しました。世界白地図を使ったのですが、世界地理が苦手な人たちは大変苦労しました。
 いよいよ試飲の時間です。先ほどの六代茶に花茶を加えて、全部で七種類の中国茶を試飲しました。試飲したお茶は下記の通りです。


 まずは全員で花茶を。《百合仙女》です。お湯を注ぐと、葉が広がり、白いリング状の花が伸び、そのまん中に赤い花が咲きました。(写真4)もうすこし背の高いコップが良かったかもと、少し後悔。花が咲きにくそうでした。味は、茉莉花(ジャスミン)ベースで、さわやかでした。
 さて、残りの六種は、「お茶飲み友達」に分れて少人数で試飲しました。中国茶器を使って、お茶を入れたグループもあります。高い場所から思い切りお茶を注ぎ込み、ふたの上からまたお湯を注ぐ。紫砂で出来ているので、すぐに表面が乾くはず。むらしの時間ですね。
上手に入れることが出来ました。でも、七種類の茶はちょっとお腹がダブダブに。お茶菓子は自分たちで用意したので、現代的です。でも、自分たちで入れたお茶は格別です。いい笑顔!!
 中には、中国POPSが流れるデッキの横に椅子を置いて、曲にひたりながら試飲している人もいました。


《メニュー4》あなたも李白気分  漢詩作り
《オプショナルツアー》南京町に春節祭を見に行こう!
 上記のプログラムは、時間の関係ですることができませんでした。残念。